日本の美しさや伝統などを現代的に落とし込んだ和のシルバーアクセサリー・ジュエリーを展開する金目【KANAME】のさまざまなラインナップの中から商品をご紹介します。

切子シルバーネックレスの特徴

金目【KANAME】の切子シルバーネックレスは、　日本随一の伝統工芸である切子を使用し、特徴的なジュエリーデザインを組み合わせた唯一無二な個性的な作品です。切子は紫色のソーダガラスが使用し、そこに八角籠目のカットが施しています。透明度の高いソーダガラスの神秘的な紫と、きめ細かなカットから表現される輝きが特徴的で、光を受けるたびに美しい反射を見せ、幻想的な線が現れるのが特徴です。

使用されている切子技法は古来から続く日本の伝統工芸の一つであり、ガラスに幾何学模様や植物のモチーフなどを彫り込んだ技術。この技法によって、ガラスに独特の美しさと輝きが生まれます。切子のカットは非常に繊細であり、まるで光そのものをデザインしたかのような美しい模様が浮かび上がります。カットは「八角籠目」を施し、細かな交差が重なりあうカットが特徴です。

約2cm四方の小さいガラスのパーツに寸分狂わずにカットを入れる技術は日本が誇る職人の技があってこそ表現できます。ソーダガラスの透明感と合わさることで、まるで宝石と思わせるような輝きを放ちます。

ソーダガラスの研磨処理は伝統的な「手磨き」手法を用いています。「手磨き」は、道具を変えながらカットの一筋一筋を丁寧に磨き上げるため非常に効率は悪く、見た目以上に手間がかかります。しかし、薬品処理をしないため硝子の表面が肌荒れせず、エッジがありつつもつるりとした触り心地となる技法です。

見た目の美しさを極限まで突き詰める為、この小さいパーツに日本が誇る技術と歴史を注ぎ込み細部まで妥協をせずにこだわりを詰め込んだ想いのこもった作品です。

紫という色は青と赤の混合色であり、青が冷静さや知性を、赤が情熱やエネルギーを表す色であることから、これらを合わせた紫は調和と精神性の象徴とされています。そのため、このネックレスは、見た目の美しさだけでなく、精神的な安心感をもたらします。

また、シルバー素材で作成した枠との組み合わせもこのネックレスの大きな魅力の一つです。シルバーに施しているのは日本の伝統的な装飾である〆縄(しめなわ)です。〆縄は神社の鳥居や、身近なもので言うと家庭の神棚などに施されている神聖なシンボルです。「悪霊を払う」や「神聖な力を守る」意味合いを持つ〆縄は、縁起の良いものとして日本では古くより使用されてきました。金属へこのような装飾を施し、ネックレスに纏うことで深い意味を持つアクセサリーとして作り上げています。

デザインがシンプルでありながらも伝統的な要素を取り入れているため、普段使いから特別なイベントまで、さまざまなシーンで活躍する作品です。特に、カジュアルな装いにも、和装にもフォーマルな場面での着用もシーンを選ばずに使用できます。切子シルバーネックレスは、実用性と美しさを兼ね備えた和を象徴するシルバージュエリーとして、おすすめできる作品です。

また大切な人や記念日などのプレゼントや贈り物にもおすすめです。

八角籠目の縁起と意味

八角籠目は日本の伝統文様の一つで、縁起の良い模様として古くから親しまれています。籠目模様は、竹を編んで作られる籠の目を図案化したものですが、それに八角形を組み合わせたのが八角籠目です。この文様には、さまざまな縁起の良い意味が込められており、特に護身や繁栄、調和を象徴する模様とされています。

籠目模様はその名の通り、籠の目のような形をしており、悪霊や災厄を防ぐ力があるとされています。籠は中に物を入れる道具であり、その目が外界との境界を作り、内部を守るという意味合いがあります。このため、籠目模様は邪気を払い、身を守るとされ、護符や魔除けの文様として広く用いられてきました。

八角形には、「八方位に広がる」という意味があり、これは全方向に力が広がり、繁栄や安定を象徴します。八という数字は、無限に広がる可能性を持つとされ、日本だけでなく、世界各地で幸運を表す数字とされています。この八角形と籠目模様が組み合わさった八角籠目は、強力な護身の力とともに、持ち主に無限の繁栄や幸運をもたらすと信じられています。

さらに、八角籠目はその幾何学的な美しさも特徴的です。この文様は、正確な形状を保ちながらも繊細で、見る人に安定感や調和を感じさせます。視覚的にも非常にバランスが取れており、シンプルでありながら複雑な印象を与えるデザインです。このため、アクセサリーや装飾品に取り入れられることが多く、その美しい模様が人々の目を引きつけます。

金目【KANAME】切子シルバーネックレスに八角籠目のカットを施すことで、こうした縁起の良い意味がアクセサリーにも反映されます。ネックレスを身に着けることで、持ち主が邪気から守られ、幸運が広がることを込めてます。特に、八角形の形状はガラスの中で光が反射し、輝きを増幅させる役割も果たすので、視覚的な美しさだけでなく、縁起や意味の面でも豊かな要素を持ち合わせています。

伝統的な美しさと縁起の良さを兼ね備えた切子シルバーネックレスを身に着けることで、持ち主の日常に特別感をもたらすジュエリーとして長く愛用されることを願っております。

我々が手がける金目【KANAME】作品は全て手造りで制作しています。そのため、１個１個が特別なジュエリーとなります。

私たちは日々、日本の歴史に触れ新しいものを発信してます。

古き良き和の文化・伝統をデザインした作品に興味がある方は一度当社のHPを覗いてみてください。